数字の読み方

【2026年最新版】いちばん稼げる業種は808万円!業種別の平均年収を3,625社で比較

公開 約2分で読めます 出典:各社の有価証券報告書 集計:年収JP編集部(LilyPartners,Inc)

3行でわかるこの記事

  1. 上場3,625社を業種ごとに並べ、真ん中の会社の年収で比べました。
  2. いちばん高いのはエネルギー・インフラの約808万円、いちばん低いのは医療・福祉の約524万円。
  3. 業種どうしの差は約1.5倍で、職種どうしの差(約5.5倍)よりずっと小さくなります。
3,625社比べた上場企業
808万円1位 エネルギー・インフラ
524万円最下位 医療・福祉
約1.5倍業種どうしの差

「どの業種が稼げるのか」を比べるとき、業種ごとの平均を使うと、1社だけ飛び抜けた会社に結果が引っ張られます。そこでこの記事では、業種ごとに会社を年収順に並べたときの**真ん中の会社の値(中央値)**で比べます。

使う数字は、年収JPに収録している上場企業3,625社の、有価証券報告書「従業員の状況」に載る平均年間給与です。

業種別の「真ん中の会社」の平均年収

業種社数真ん中の会社の年収
エネルギー・インフラ49社808万円
医薬品79社792万円
金融・保険181社749万円
コンサル49社739万円
建設・不動産327社725万円
電機・精密280社692万円
化学・素材401社681万円
商社213社681万円
自動車・輸送機器108社671万円
機械260社670万円
運輸・物流122社659万円
ゲーム・エンタメ74社656万円
情報・通信655社644万円
食品・飲料142社641万円
化粧品・日用品30社632万円
マスコミ・広告71社616万円
ホテル・レジャー50社569万円
小売215社553万円
人材・教育107社545万円
外食93社541万円
医療・福祉53社524万円

いちばん高いエネルギー・インフラ(約808万円)と、いちばん低い医療・福祉(約524万円)の差は約284万円、約1.5倍です。職種で比べたときの約5.5倍に比べると、業種どうしの差はずっと小さくなります。

読み方① 上位の業種は、平均年齢も高め

各業種の真ん中の会社の平均年齢を見ると、エネルギー・インフラは42.4歳、医薬品は43.4歳です。一方、情報・通信は38.0歳、マスコミ・広告は36.4歳と若めです。

平均年収は平均年齢が高い会社ほど高く出やすい、というクセがあります。年齢のわりに年収が高い会社を探すなら、年齢のわりに年収が高い会社のランキングのほうが向いています。

読み方② 社数がいちばん多いのは情報・通信

収録3,625社のうち、情報・通信は655社でいちばん多い業種です。真ん中の会社は約644万円で全体の中ほどですが、ジャストシステム(約1,650万円)のような高い会社から、若手中心の会社まで幅があります。業種の真ん中より、会社ごとの数字を見る価値が大きい業種です。

読み方③ 業種でいちばん高い会社は、持株会社のことが多い

業種ごとに1位の会社を見ると、「◯◯ホールディングス」や従業員の少ない会社がよく入ります。持株会社に在籍しているのは経営企画などの本社スタッフが中心で、事業会社で働く大多数の社員の数字ではありません。この記事が平均ではなく真ん中の値を使っているのは、こうした会社に結果を引っ張られないためです。くわしくは有価証券報告書の「平均年収」の正しい読み方にまとめています。

業種ごとの会社の一覧は、業種別の年収ランキングから開けます。

出典:各社の有価証券報告書「従業員の状況」の平均年間給与(提出会社単体)。業種の分類は年収JPによるもの。業種が分類できていない会社(56社)と「その他」(10社)は表から除いています。

よくある質問

なぜ平均ではなく真ん中の会社で比べるのですか?

業種の平均は、1社だけ飛び抜けた会社に引っ張られるからです。真ん中の会社の値なら、そうした会社の影響を受けにくくなります。

年収が高い業種は平均年齢も高いのですか?

その傾向があります。エネルギー・インフラの真ん中の会社は平均42.4歳、情報・通信は38.0歳です。

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出典:各社の有価証券報告書。数字はこの記事の本文の表と同じものです。

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